9 隠者
引いたカードが 昨夜
奥野水月さんの投稿記事にも関連していたので
うう~むっ!? シンクロだ~!って・・・(笑)
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<9 隠者>
9 という数字は一桁の最後を表す数字です。
若くて無知(無垢)だった愚者は 中間点であるここで
外的活動のひとつのサイクルを ひとまず終えたことになると言えましよう。
ひとつ前 <8 正義>で
彼は彼自身の良心の声に耳を傾け そこで彼を悩ませる
いくつかの問題の答えを探すことを
否応なく求められました。
それを解決しないかぎり 彼の内に真の休息が
おとずれることはない
ということにも気づきました。
隠者の行く手に続く道は 暗くこの先どのような障害が
待ち受けているのかは この時点では見えません。
でも手のなかのランプは 彼のなかにある無意識に蓄積された
知恵であり直感なのです。
それを信頼するかどうか?は 彼自身のこころのなかにあります。
同じ一歩を踏み出す という点では
<0 愚者>に 似てはいますが
違う点は 彼には今までの旅で経験した 学びがあります。
そのランプを携えて ゆっくり注意深く
彼はまた 人生の旅への一歩を踏み出す機会を
待っているかのようです。
「人生は小さな刺繍にたとえられよう。
人は人生の前半においてその表側を見、後半において裏側を見る。
裏は表ほど美しくはない。しかし裏はいっそう多くのことを教える。
それは糸がいかに織り合わされているかを示す。」
このショーペンハウエルの言葉が 人生の後半を歩んでいる
わたしのこころに 優しく沁み込んでいきます。
今日も ありがとうございます。