トックリキワタも元気!
先週はずっと 晴天が続いていたせいで
公園のトックリキワタも せっかくきれいに咲いたのに
頭をたれて 元気がなかったのですが
一昨日の まとまった雨で砂埃も洗われ
花が活き活きと 誇らしげに咲き誇っていました~
ところで このトックリキワタ
いまでこそ この季節になると
いたるところで 見かけることができますが
わたしが沖縄に来た 1973年ころにはまだとても
珍しい花でした。
記憶をたどってみると
おそらく当時 繁多川にあった
農業技術者 天野鉄夫さん宅のお庭に
咲いている トックリキワタが初めてだったと思います。
そこで トックリキワタについて調べてみたところ
やはり 天野鉄夫さんが1964年にボリビアから
トックリキワタの種子を導入されたそうです。
と いうことは 逆算してみると・・・
わたしがはじめて見た あの天野邸のトックリキワタは
はるばる ボリビアから海を渡ってやって来て
天野さんの手で 苗木にされて
約10年かけて あそこまで成長したってことなのですね~!
わたしのなかの 沖縄の原風景のひとつが
この ピンクのトックリキワタであることは
まちがいありません。
トックリキワタ:パンヤ科 南米源産
ブラジル名:トボロチ
ちなみに 別名:酔っ払いの樹ともいわれるそうです。
幹が膨らんでいて お酒をたくさん呑んだ人の
お腹のようだから~だとか!
今日も ありがとうございます。