酔っ払いの樹ともいわれます。

夕焼け小焼け

2009年12月17日 14:30



 トックリキワタも元気! 


先週はずっと 晴天が続いていたせいで 
公園のトックリキワタも せっかくきれいに咲いたのに
頭をたれて 元気がなかったのですが
一昨日の まとまった雨で砂埃も洗われ
花が活き活きと 誇らしげに咲き誇っていました~

ところで このトックリキワタ
いまでこそ この季節になると
いたるところで 見かけることができますが
わたしが沖縄に来た 1973年ころにはまだとても
珍しい花でした。

記憶をたどってみると
おそらく当時 繁多川にあった
農業技術者 天野鉄夫さん宅のお庭に
咲いている トックリキワタが初めてだったと思います。

そこで トックリキワタについて調べてみたところ
やはり 天野鉄夫さんが1964年にボリビアから
トックリキワタの種子を導入されたそうです。

と いうことは 逆算してみると・・・
わたしがはじめて見た あの天野邸のトックリキワタは
はるばる ボリビアから海を渡ってやって来て
天野さんの手で 苗木にされて
約10年かけて あそこまで成長したってことなのですね~!

わたしのなかの 沖縄の原風景のひとつが
この ピンクのトックリキワタであることは
まちがいありません。


トックリキワタ:パンヤ科 南米源産
ブラジル名:トボロチ

ちなみに 別名:酔っ払いの樹ともいわれるそうです。
幹が膨らんでいて お酒をたくさん呑んだ人の
お腹のようだから~だとか!


今日も ありがとうございます。


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