人知れず咲いて散る
充分に生きるとは、
過ぎゆく一瞬一瞬に執着せずに死に、新しい一瞬に再生すること。
ジャック・コーンフィールド
萌え出た若草の上に 落ちた寒椿の紅があまりに鮮やかで
まるで最初からそこに在って 開花したのかと錯覚を覚えるほど。
上を見上げると桜の樹の向こうに 寒椿のテラテラと黒光りする葉をつけた
枝が民家のブロック塀から 身を乗り出すように延びている。
つい先日 手前にある桜の樹はながめたのだったが 寒椿が枝でひっそり
咲いていたときには まったく気がつかなかった。
こういう自己主張もあり・・・・だな。 「寒椿つよきこととは悲しかり」夕焼け小焼け
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