2010年04月18日
アポロンに恋した結果・・・

ヘリオトロープ 別名:ニオイムラサキ 和名:キダチルリソウ
花言葉:「献身的な愛」「永久の愛」「熱望」
ヘリオトロープ の名前の由来は
ギリシャ語で「太陽に向かう」だそうです。
花の名前は ギリシャ神話に由来するものが多いけれど
ヘリオトロープの 花言葉から察して
ギリシャ神話の悲劇と 関係ありそうですね~
調べてみたところ
やはりこんな悲しいお話が・・・
太陽神アポロン
(男性美の化身ですね~)

とクリュティエは、愛し合っていました
ところがアポロンは
レウコトエに恋心を抱き 彼女に求愛します
(浮気な奴め~!)

嫉妬したクリュティエは
父親に訴え レウコトエを生き埋めにします
(今も昔も女の嫉妬は怖い~!)

アポロンは クリュティエの行為を許せず
愛が冷めてしまいました
(まあ とうぜんっちゃぁ当然)

アポロンを愛するクリュティエは
9日間も座り続け 太陽の顔を見続けました
その結果 とうとう血の気を失い蒼ざめて
そのままヘリオトロープの花に
なってしまいました・・・と な。

ヘリオトロープの花は 香水になるほどですから
とてもよい香りがします。
その存在感のある 香りは
クリュティエの 精一杯の自己主張なのでしょうか。
いまだに 太陽(アポロン)を
見つづけて 花の向きをかえるなんて
ちょっと切ないお話ですね~
今日も ありがとうございます。
Posted by 夕焼け小焼け at 09:24│Comments(0)
│自然