2011年04月09日

水辺の危機

水辺の危機
  花菖蒲(ハナショウブ) 別名:アイリス アヤメ科
  アイリス=イーリス ギリシャ神話の<虹の女神>
  花言葉:「うれしい知らせ」「優しいこころ」「伝言」



今日のお散歩は そろそろ咲いているかな~?
と久しぶりに 金城ダムの水辺まで下りてみた。

お目当ての花菖蒲は いつもの年だと水辺の端から
端まで並ぶように咲いて 薄紫がとてもきれい
なのだけれども 今年はようすが違っていた。

ウォータレス(ボタンウキクサ)にすっかり水辺を
占領されて みるかげもない。

ウォーターレタスは 水辺のギャングとも言われほど
きわめて繁殖力の強い 特定外来植物で
放っておくと 湖面をすっかり覆い尽くしてしまう。

たしか 何年か前にも大繁殖をしてしまい
この湖面にボートを出して 何日もかけて駆除をして
いたのを見た記憶がある。


特定外来生物法 のデータブックには

■生態系に関わる被害
浮遊性の水草で、水面を覆い尽くして光を遮ることで、
他の植物の光合成を阻害することが指摘されている。

トチカガミ群落が消滅寸前に追い込まれるなど、
在来植物の生育を脅かしていることが指摘されている。

大阪市の淀川ワンドでは、流下から数週間で一面に覆われ、
水中の光や酸素不足から多くの魚介類への悪影響のおそれが
あったため駆除が実施された。

水路の水流を阻害していることが指摘されている。
過繁茂による湖沼の水温や水質低下が指摘されている。


など他県でも 駆除に手を焼いている厄介ものだ。

この水辺では サガリバナやハンゲショウなども
植えられているが このままでは地下茎の光合成が
できなくて危機的な状況になってしまうだろう。

大雨が降る前に 一刻も早い駆除が望まれる。
って 誰に言えばいいんだ~汗
 
今日も ありがとうございます。



同じカテゴリー(自然)の記事
野放図
野放図(2014-05-14 09:38)

南の島の秋
南の島の秋(2013-11-20 09:46)

台風と体調の関係
台風と体調の関係(2013-10-22 15:52)

9月も終盤
9月も終盤(2013-09-24 09:40)


Posted by 夕焼け小焼け at 21:15│Comments(0)自然
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。