古くて新しい知恵
「サイン・シンボル大図鑑」の扉
図鑑なので あくまで広く浅くではあるが
宇宙的なシンボルから 社会文化における
ジェスチャーにいたるまで 広範なサイン・シンボルが
網羅されていて 非常に興味深い。
はじめに
「一瞬にして即座に関連性が明らかになる簡潔なメッセージ、
それがサインなのである。一方シンボルは、何らかの考えを示す
目に見えるイメージやサインである。」
「見ようとするならば、という条件つきではあるが、
私たちは、どこに住んでいようと、シンボルに囲まれている。
こうした豊かなイメージ群を知らぬまま生き続けることもできようし、
まわりの多くのものに固有の、より深い真実へ目を開くこともできる。
哲学的・形而上学的な事柄を探ることに関心がある者にとって、
シンボルに満ちた世界は限りなく豊穣で、多くのものを与えてくれる。
己をもっと知るように私たちを導き、新しい将来の見通しを
私たちの生活にもたらしてくれるのだ。」
ミランダ・ブルース・ミットフォード著
いかに文明が進歩しようが
最終的なサバイバルとなれば
言葉や文章では 意味をなさない場面もあるだろう。
ましてや ライフラインが途切れたら最後
文明の利器などは ガラクタ同然だ。
シンプルに自然のなかの サインやシンボルに焦点を
合わせて 宇宙の摂理を受け取る生き方の方が
どんなにか有意義だろうか・・・
わたしが 数ある本のなかで
なぜ今ここで この本に出遭ったのか?
という意味が解けたような気がする。
それは決して時代に逆行する 生き方ではない。
古代から営々と今に続く 古くて新しい知恵だと思う。
この本と同様に わたしが惹かれる
オーラソーマもマヤ暦もタロットカードもすべて
サインでありシンボル ということも確認できた・・・
今日も ありがとうございます。
関連記事