2015年02月27日

人知れず咲いて散る

充分に生きるとは、
過ぎゆく一瞬一瞬に執着せずに死に、新しい一瞬に再生すること。

ジャック・コーンフィールド

人知れず咲いて散る

萌え出た若草の上に 落ちた寒椿の紅があまりに鮮やかで
まるで最初からそこに在って 開花したのかと錯覚を覚えるほど。

上を見上げると桜の樹の向こうに 寒椿のテラテラと黒光りする葉をつけた
枝が民家のブロック塀から 身を乗り出すように延びている。

つい先日 手前にある桜の樹はながめたのだったが 寒椿が枝でひっそり
咲いていたときには まったく気がつかなかった。

こういう自己主張もあり・・・・だな。 「寒椿つよきこととは悲しかり」夕焼け小焼け




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Posted by 夕焼け小焼け at 11:07│Comments(2)今日の気づき
この記事へのコメント
葉の裏に やさしさを持つ 寒椿

本当のつよさとは、どこまでもやさしいことかと。
自己主張ではなく、あるがままに、自分らしくあることが、寒椿の強さかもと思いました~^^。
Posted by yokochann at 2015年03月01日 10:03
☆ yokochann へ

たしかに 葉には裏も表もあるんだった~^^

とくに椿の葉は表は固いけれど 裏は優しい色をしているものね!

無償の愛 無条件の愛 これは自我を超えたところにあるものですね。

自我が強いがために あえて苦境を選んでしまう自分の性格と 春ではなく寒中に咲く寒椿とのイメージを重ねていました。

よこちゃんは やっぱ優しくて寛容だわ・・・(^▽^)
Posted by 夕焼け小焼け夕焼け小焼け at 2015年03月01日 20:35
 
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