39年前の沖縄で その7

夕焼け小焼け

2012年09月28日 20:29

他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば
心の傷はいやされなくても、気は楽になる。

シェイクスピア


思い出しついでに マチーヤグヮにまつわる珍事をもうひとつ!

わたしたちが那覇に落ち着いたのを見計らって 夫の長姉が
生活ぶりをみようと 大阪から沖縄にやってきた。

小さな息子も連れて 遠路はるばる来てくれた義姉をもてなそうと
とりあえず果物でも とマチーヤグヮまでひとっ走り~

木の台の上に 緑色のゴツゴツとした果物らしきモノを見つけて
お店のオバアさんに 「これは何ですか?」 と尋ねた。

シャイなマチーヤグヮのオバアさんは ただ一言 「パパヤー!」  

そう! 当時のわたしには本物のパパイヤにお目にかかる
機会もなかったし もちろん食べたこともなかった。

でもパパイヤと言えば 非常に珍しいトロピカルフルーツで
銀座の千疋屋とか新宿の高野でしか買えない 高級果物である
ということだけは知っていた。

「ホホォ~! さすが沖縄だな~ パパイヤが木の台の上に
無造作に置かれて こんなに安く買えるとは!」

「だが待てよ! まだ青いけれど~??」 と 疑問は抱いたが
「でもこうして 売られているのだから 食べごろなんだろうな~」
と勝手に思い込んで その青いパパイヤを1個買って帰った。

パパイヤの皮を剥き 半分に割ると中から真珠のような種が
出てきて 果肉はリンゴのように白かった。

なのでリンゴのように切って ガラスの器に盛り爪楊枝を刺して
義姉の前に 「パパイヤです・・・」 と恭しく差し出した。

まず義姉が爪楊枝を指でつまんで ひと口食べて
「ヴァ~! なんやのん これっ!? 大根か~?」 と目を剥いた。

そうなんです! まだそのときは青いパパイヤが野菜である
ということはまったく知る由もなく とんだ大失態でした~(笑)

愛と感謝と敬意をこめて・・・・

那覇市天久にある 癒しのプライベートサロン星のオーラさんで
シータヒーリングとタロットのセッションやっています

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