手すりのある暮らし

夕焼け小焼け

2015年01月10日 16:00

お互い生きることに疲れている病人だ
という自覚あってはじめて家庭のささやかな幸福が見出される。

亀井勝一郎


5日に抜糸した 右手おや指は傷口が角質化して治りが悪い。
まだ完全に腫れが引いていないのと 腱を支えている鞘を一本切ったわけで
とうぜん以前のように 指先を使う動作には違和感がある。

手術のときに神経も切ったようで 指先の痺れと感覚がないのが目下のところ
いちばんの問題点でもある。

出勤まで まだ四日あるので痺れは治らないにしても なんとか通常の動作が
できるようにしておきたい。 


昨年末に 母が要支援2を認定されてからというもの わが家にいろいろな人が
出入りするようになった。

ケアマネージャー 介護用品の取り付け業者やレンタル業者など・・・
浴室には3本の手すり リビングには天井からつっぱり型の手すり ベッドサイドに
置き型の手すり・・・と 狭い空間が手すりだらけになった。

週二回のデイサービスへ通うのが 母の今いちばんのたのしみになっているので
この状態が一日でも長く続けば と願うばかりである。 

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