2009年11月24日
夢はあきらめない



6年間の埃をかぶって 整理ダンスの上に置き忘れられている
描きかけの あるいは途中で潰したキャンバスたち
そこで時は止まったまま・・・
いつの日かまた 固まった絵筆の穂先ほぐし
ペインチングオイルの 臭いに包まれる日は来るのでしょうか?
十代で一度 目指した絵の道でしたが 美術学校に失敗して挫折・・・
その後 結婚・育児・仕事 と 現実の日々に追われて
いつの間にか 絵を描くことは わたしの日常から
消えていました。
それから約30年の時間を経て
ふたたびまた絵を 一から学ぶことのできるチャンスに
恵まれて 約八年間は教室にも通いながら
何枚かの絵を 描くことができました。
そして6年前に 遠くで独り暮らしをしていた
母を呼び寄せ 同居を決めたときに
油絵を描くことはすっぱりと あきらめました。
今はそのときではない・・・と自分に言い聞かせて。
年老いた母には オイルの臭いはきついだろうし
画材を広げるスペースも せまいマンション暮らしでは無理があります。
さらに大きな理由のひとつに 仕事を止めたあとでは
授業料も画材も かなりの負担でしたから・・・
でも またいつの日か
絵筆をほぐし オイルを溶いて 真新しいキャンバスに向かう
その日はぜったいに 来ると信じています。
いくつになっても 夢をあきらめないことが 大切ですね~
生きる原動力になるもの

今日も ありがとうございます。
Posted by 夕焼け小焼け at 11:08│Comments(0)
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