2010年05月02日
オバアはカミンチュ その2

昨日も オバアに呼ばれて出かけたので
ブログを書く気力も 時間もなかった・・・。
一昨日の続き
オバアは頭を抱え込んだまま
しばらく神さまからの御神託を 聴いているようだったが
やがて 途切れ途切れに
「首里?」「虎頭山?」とつぶやいた。
そして 首里の虎頭山に拝所があるはずだから
何も持たなくてよいから
息子と行って まず手を合わすように
とのこと・・・
「たなごころ(掌)」が大事だよ!」
「そこの神さまに お願いしてきなさいね~
今までの辛かったことを 少しずつでもいいから捨てて
これからはたくさんの喜びと 幸せが来るように
お願いしなさい!」
オバアの口からは 何月何日に行きなさい
とは出なかったが
翌日28日は 黒KIN20 音7<黄色い太陽>
しかも 浄化の満月~♪ ボイドタイムもない~♪
ヨッシャ~!!
神さまに御願するには 最高の日!
と勝手に 自分でなっとく・・・
当日の朝 息子に連絡をとると
「なんだか わからないが じゃあ行くよ・・・」
と あっさりとOKだったのが意外だった。
昼前に 息子夫婦を迎えに行って
とりあえず虎頭山を目指して いざ! 出発~

ようやく探しあてた 虎頭山へ着くと
あたりは苔むした石垣が続く住宅地で
その突きあたりに 「虎瀬山公園」と掘られた
石板があった。
虎頭山とは 俗称で
首里城から見ると 白虎(西方の守護神)
の方角にあたり しかも
山の形が虎の頭に似ているところから
そう呼ばれたらしい。
ゆるやかな遊歩道を登って行くと
木立に囲まれてひっそりと
小さいけれどもきれいに清められた 拝所があった。
三人は並んで それぞれの想いを心のなかで念じた。
息子も神妙な顔をして
長いこと手を合わせていた。
その場所からは 首里の町並みが見渡せる。
息子が生まれた場所をはじめ
幼稚園 小学校 中学校 高校
あんなこと こんなことがあった18年間・・・
その空間は黄砂のなかで 霞んで見えたけれど
あれから13年という時を経て
今の息子は 何を想ったのだろうか。
そのとき ハッ!と わたしは気がついた!
なぜ「首里で虎頭山なのか?」という疑問が
一瞬で解けたのは かなり衝撃的だった・・・

そうか!この場所から この景色を眺めることが
息子には 必要だったんだ!
神さまは
「よ~く見てごらん お前が20年間も抱えている
暗く悲しい出来事は わずかこれだけのチッポケな
世界で起きたことだ・・・
それを これからまだ何十年も先 引き摺って
小さくなって生きて行くのか? 今日を限りに
お前は 過去のトラウマをここに捨て 自信を持って
生きて行きなさい!」
と伝えたかったんだな~
うんうん! それはそのまま
わたしへの言葉でもあり 一瞬のうちにすべてのことが
浄化されるのを感じた。
見上げた 拝所の真上の木々が
風にサワサワと鳴って 思わず3人が同時に
「なんだか いい気持ちだね~!」と
口に出たのが 不思議だった。
その翌日 またオバアから連絡が入って
いまだに その浄化の嵐は
さらに奥深いところへと わたしを巻き込んでいる。
─まだ続く かも??─
今日も ありがとうございます。
Posted by 夕焼け小焼け at 13:21│Comments(0)
│暮らし