一歩の一歩

その国民のレベル以上の政治はできない
吉越浩一郎

んっ

日本の政治はいつの時代も　きわめてバランスが悪い。

つまり　われわれ有権者の政治に対する意識のバランス感覚にも
問題があることを露呈している　ということでもある。

前時代的な　「寄らば大樹の陰」　「長いものには巻かれろ」意識から
いまだに抜けきれないで　”個”　を主張することをせず
「右へならえ！」で　マジョリティの一員であることを善しとしている。

そんな大人から　未来を担う子どもたちは　何を学ぶのだろうか？

みんなとは違う自分の意見を言うことができれば　相手の意見も尊重する
ことはできるだろう。
そこでは活発な議論が交わされ　物事が流れる川のように変化するだろう。
滞留する水は濁るだけである。

学校で職場で社会で　「出る釘は打たれる」とか　「村八分」のような状況を
生み出さないためにも　われわれはもっと　”ユニークさ”　を受け容れる
技量を持つようにしたいものである。


愛と感謝と敬意をこめて・・・・