「事実は小説より奇なり」その9
人間はどんなに未熟でも、全宇宙をしょって生きてるんだ by岡本太郎
今日の夕陽 なんだかいつもと違う!
23歳の3月に結婚式を挙げて 新婚旅行は
当時お決まりの 伊豆方面へ・・・(笑)
ところが 新婚旅行の二日目に母から 宿に電話が入る。
上の弟が下の弟を連れて わたしに会いに来ているから
戻れないか? とのことだった。(ありえん!)
もともと 結婚式自体わたしたちには不要だったが
養父の社会的立場を考え 母に懇願されて渋々だった。
わたしの夫となる人には 彼のポリシーまで
曲げさせてしまい 今でも申し訳ないと思っている。
で とにかく弟たちの待つ実家に帰ったわけで・・・
下の弟はわたしとは7歳違いなので とのとき16歳
2歳のときに別れた彼は 高校生になっていた。
やっと13年ぶりに会えた姉が 結婚してまた遠くに
行ってしまう という弟の気持は痛いほどわかった。
とくに下の弟の方は 自分に姉がいることすら
知らなかったわけで 上の弟から事情を聴いて
いても立っても いられなくて兄に無理を言って連れて
来てもらったのだろう。
新婚旅行途中で 慌てて実家に戻ったわたしは下の弟に
なじられた。
そりゃそうだろう 自分の知らないところで事が運び
姉の存在を知った喜びもつかの間 また手の届かない
ところへ行ってしまうのだもの・・・。
ようやく下の弟が出てきたところで またタイムリミット!
今日も ありがとうございます。
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