「事実は小説より奇なり」その11

夕焼け小焼け

2010年12月20日 15:09

涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。
                                      by ゲーテ





わたしの結婚が3月で そのときに下の弟と再会した・・・

と ここまで書いたところで 自分の記憶に抜けている部分が
あることに いま気がついた~


それはたしか まだわたしが結婚する前のことだった。
下の弟とは信州の父の家で 一度会っていた。それが最初だ。

そのことを思い出させる 品が目の前にある。


ふたりの弟が わたしを松本駅まで送ってくれて
それぞれが お土産を手渡してくれたのだった。

上の弟は黒曜石のブローチ 下の弟が可愛い熊の木彫り人形。

それを列車のタラップに立つ わたしが受け取ったとき
安曇野の空が 悲しいくらいに青かったことをいまでも鮮烈に
覚えている。 季節は初秋だった。
 
絡まった糸を ひとつひとつ丁寧に解くように記憶を整理する
この作業はまだ続く・・・。


今日も ありがとうございます。 
 

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