2010年12月19日
「事実は小説より奇なり」その10
自分の夢を子どもに語ってこなかった親や、
子どもの悩みや喜びに耳を傾けなかった親は、
家族の一員ではなく見知らぬ他人も同然です。 by アウグスト・クリ

高校生になった弟の面立ちは どちらかと言うと母親似だった。
別れ別れにになるまで 忙しい母に代わって
学校から帰ると わたしの背にはランドセルの代わりに
いつもこの弟が括りつけられ お寺の境内でドッチボールを
するときも 木登りをするときも ふたりはいつも一緒・・・
いま考えると よくも怪我をしなかったものだと怖ろしい~
オムツだって替えたし お腹が空いたと泣けば
あかぎれの掌に 味噌をこすりつけ麦飯を握って食べさせもした。
なので 彼に対しては姉というよりむしろ 母親に近い感覚
だったのかも知れないな
ということは わたしの母性本能はわずか7~8歳で
芽生えたことになるのか~??(笑)
その弟は 信州に連れられて行ったあと養子に出されて
周囲のおとなたちから 「母親は死んだ」とだけ教えられ
養子先では 養父母が事あるごとに養子を迎えたことを
本人を前に自慢していたという。
のちに聴くところでは そのことが何より嫌だったそうだ。
上の弟は生真面目 下の弟はひょうきん者
持って生まれた このパーソナリティーが 今現在の弟たちに
長い空白の時間を超えても 残滓としてその性格を形作って
いるのが 嬉しくもあり人間の不思議さを実感する。
今日も ありがとうございます。
子どもの悩みや喜びに耳を傾けなかった親は、
家族の一員ではなく見知らぬ他人も同然です。 by アウグスト・クリ

高校生になった弟の面立ちは どちらかと言うと母親似だった。
別れ別れにになるまで 忙しい母に代わって
学校から帰ると わたしの背にはランドセルの代わりに
いつもこの弟が括りつけられ お寺の境内でドッチボールを
するときも 木登りをするときも ふたりはいつも一緒・・・
いま考えると よくも怪我をしなかったものだと怖ろしい~
オムツだって替えたし お腹が空いたと泣けば
あかぎれの掌に 味噌をこすりつけ麦飯を握って食べさせもした。
なので 彼に対しては姉というよりむしろ 母親に近い感覚
だったのかも知れないな
ということは わたしの母性本能はわずか7~8歳で
芽生えたことになるのか~??(笑)
その弟は 信州に連れられて行ったあと養子に出されて
周囲のおとなたちから 「母親は死んだ」とだけ教えられ
養子先では 養父母が事あるごとに養子を迎えたことを
本人を前に自慢していたという。
のちに聴くところでは そのことが何より嫌だったそうだ。
上の弟は生真面目 下の弟はひょうきん者
持って生まれた このパーソナリティーが 今現在の弟たちに
長い空白の時間を超えても 残滓としてその性格を形作って
いるのが 嬉しくもあり人間の不思議さを実感する。
今日も ありがとうございます。
Posted by 夕焼け小焼け at 11:43│Comments(2)
│「真実は小説より奇なり」
この記事へのコメント
こんにちは
いつも
拝読させていただいてます。
深い人生の中に
大切なことを教えられてます
有難うございます。
いつか
朝のテレビ小説で
観てみたいですね
(笑)

いつも
拝読させていただいてます。
深い人生の中に
大切なことを教えられてます

有難うございます。
いつか
朝のテレビ小説で
観てみたいですね

Posted by オカズ屋 at 2010年12月19日 12:29
☆ オカズ屋さん こんにちは~♪
いつも 読んで下さり
ありがとうございます。
人の数だけ 違う人生があるわけで・・・
なんでこの忙しい 時期に
わざわざ 過去に戻っているのか
よくはわかりませ~ん ^^;
>朝の・・・
には笑っちゃいました~ ゲゲゲのゲ~~ッ!!
ってね(笑)
いつも ありがとうございますね!
いつも 読んで下さり
ありがとうございます。
人の数だけ 違う人生があるわけで・・・
なんでこの忙しい 時期に
わざわざ 過去に戻っているのか
よくはわかりませ~ん ^^;
>朝の・・・
には笑っちゃいました~ ゲゲゲのゲ~~ッ!!
ってね(笑)
いつも ありがとうございますね!
Posted by 夕焼け小焼け
at 2010年12月19日 15:52
